法人カード

法人カードを作ろう

法人カードとは、事業費決済向けに作られたビジネスクレジットカード。

法人カードで事業費を支払うと、「誰が・何に・いくら使ったか」がカード明細で一度に確認できるため、会計処理の手間をぐんと減らすことができます。

さらに、出張時に便利な空港ラウンジサービスや福利厚生制度などの、オンオフ問わず便利に活用できる豊富なサービスが付帯。

ここでは、まず始めに、40枚の法人カードを比較した中から厳選した3枚のカードをご紹介します。

次に、法人カードを保有するべき理由や、一番良い法人カードを選ぶために知っておきたいことを詳しく解説。

さあ、法人カードを活用して、さらなる業務効率化と経費削減を実現しませんか?


比較してベストなのはこれ!法人カードランキング

ここでは、40枚の法人カードを比較した結果、機能とステータスのバランスが良い法人カード3枚をご紹介していきます。

123
カード名EX Gold for Biz iD×QUICPayJCB法人カードアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
券面2位3位""
年会費(税別)2,000円1,250円12,000円
ポイント還元率0.6-1.1%0.5-0.75%0.33%
ブランドMasterCard,VISAJCBAmerican Express
法人カード40枚を徹底的に比較したとき、断トツでおすすめなのはEX Gold for Biz iD×QUICPayです。通常、ゴールドカードの年会費は10,000円以上しますが、EX Gold for Biz iD×QUICPayの場合はなんと年会費2,000円!

2位のJCB法人カードは、信頼性のあるスタンダードなカードをお探しの方にぴったり。会食代金をカードで支払う際に、取り引き先に比較的良い印象を持ってもらうことができます。

3位のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、アメックスビジネスゴールドと比較すると、年会費は19,000円も低めなスタンダードモデル。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、年会費12,000円が安いと思えてしまう程のアメックス独自のT&Eサービス(チケット予約サービスや空港ラウンジサービスetc…)などの豪華な特典を備えています。

★目的別:徹底比較ランキング

以上、比較した結果3枚のおすすめ法人カードをご紹介してきましたが、いかがでしたか?次の章では、より深く「法人カード保有をおすすめする理由」を具体的に見ていきましょう。


なぜ法人カード保有をおすすめするのか



法人カードは以下の6つの点でメリットが大きいため、おすすめです。

法人カードおすすめポイント6つ
  • 事務作業の効率化
  • 高速料金や給油料金を一括管理
  • 経費計上ミスが減る
  • ポイント・優待制度あり
  • キャッシュフローが安定する
  • 会社のステータスの象徴になる

法人カードのサービスを活用すると、そのカード利用分のデータをCSV形式(Excelにそのまま値で貼り付けられるファイル形式)でダウンロードできるので、おすすめです。

また、会計処理WEBクラウドサービスを利用すると、同時に仕訳もできるようになります。

つまり、法人カードの活用で経費の管理がWEBベースになり、手作業だと防ぐことのできないケアレスミスを減らすことができるため、おすすめです。

また、法人カード利用分の口座振替は、利用日から1か月~1か月半後ですので手元に多く現金を残すことができ、キャッシュフロー(資金の流れ)の安定にも一役買ってくれるので、おすすめ。

さらに法人カードは、秘書サービス・空港ラウンジサービス・ポイントプログラム・旅行傷害保険・福利厚生制度などが付帯しているものもあり、おすすめです。

★もっと詳しくおすすめな理由を知りたい方はこちら


個人事業主であっても持つべき理由

個人事業主の方は、プライベートと仕事の境界がお金の面で曖昧になりがち。

そこで、法人カードを事業費の決済手段として活用することで、経費の流れをはっきりさせることができるので、おすすめです。

また、個人事業主の場合、特に従業員はもとよりご自身の福利厚生にまで、なかなか手が回らない方が多いのではないでしょうか。

そんなときも、法人カードの福利厚生サービスを活用すれば、街の施設や飲食店を優待価格で利用することができるので、大変おすすめです。


デメリットをカバーする方法

色々なサービスが付帯する法人カードですが、その便利さ故に使いすぎてしまっては、元も子もありませんね。ここでは、そのような法人カードのデメリットになり得る点と、それを解消する使い方を併せてご紹介します。

法人カードのデメリット解決方法
・カード支払いになったことで、無駄遣いが増える・カード明細を社内で共有し、管理体制を整える
・疑わしい項目は個別に指摘するようにする
・年会費がかかる・付帯サービスを活用し、元を取る
このように、実際法人カードには、デメリットらしいデメリットはありません。どちらかというと、法人カードを利用すると、従来の経費管理の問題がより明らかになるということです。

おすすめの無駄遣いに対しての解決方法としては、法人カードを使いだすタイミングで、思い切って社内で経費管理の透明化や共有を強化したりすること。

また、法人カードの年会費については「付帯サービスを活用して、年会費分のポイントを稼いだり、空港ラウンジサービスで元を取ろう」と考えるのがおすすめです。


法人カードをステータスで比較する際は年会費とサービスを見る



驚くべきことに、ゴールドの券面の年会費無料の法人カードもありますので、必ずしも色がカッコイイからと言って、法人カードのステータスが高いとは限りません。

ステータスの高い法人カードをお探しならば、年会費と付帯サービスの内容を見ることが重要です。

以上を踏まえ、「ステータスの高い法人カードが欲しい」とお考えの場合は、付帯サービスの充実度や年会費をチェックしてみましょう。

ここでは、40枚の法人カードを調査してきた管理人が、各カードグレードの代表的な付帯サービスについてまとめましたので、ご覧ください。

一般級ゴールド級プラチナ級
限度額~300万円~500万円
※一律の制限なし
~1000万円
※一律の制限なし
年会費無料~数千円2,000~数万円数万円~十万円超
ポイント
・マイル還元率
悪い
(0%~0.4%以下)
普通
(0.5%~)
良い
(0.5%~1.0%)
空港ラウンジサービスサービス無し
or
国内主要空港のみ
国内外の主要空港
(プライオリティパス)
世界中の上級会員向けラウンジ
(プライオリティパス)
秘書サービス
以上、一般級からプラチナ級まで分類しましたが、実際は一般とゴールドの中間程度のステータスを持った法人カードなどもあります。

また、出張・旅行や贈答品の手配など、庶務の代行で業務効率化に貢献してくれる秘書サービスについては、高ステータスのプラチナ級カード以上の法人カードに付いているのが一般的です。

つまり、法人カードのステータスを基準に見るときは、カードの色は参考程度にし、年会費と付帯サービスを見るようにすると良いでしょう。


ポイント還元率を重視するならこれ

ポイント

「せっかく事業用でクレジットカードを持つのだから、できるだけ多くのポイントを貯めたい」

あなたもこのようにお思いではありませんか?

実際、生活費と比較すると、事業費は膨大な額ですから、法人カードのポイント還元率も高ければ高いほど、嬉しいですよね。

そこで、この章では法人カード40枚の中からポイント還元率が良い法人カード3枚を厳選しましたので、ご覧ください。


12
3
カード名EX Gold for Biz iD×QUICPay
MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
UC法人カードゴールド
カードデザイン ポイント還元率2位 ポイント還元率3位
還元率0.6~1.1%0.5~0.85%
0.5%
カード利用額に応じたポイント~50万円 0.6%
55~99万円 0.85%
100-199万円
0.95%
200万円以上
1.1%
~50万円 0.5%
55~99万円 0.6%
100万円以上
0.75-0.85%
年会費(税抜)2,000円10,000円
10,000円
追加カード(税抜)3枚まで無料2枚目以降
1枚1,000円

2枚目以降
1枚2,000円
ETCカード
無料で99枚まで発行可能
国内・海外旅行障害付帯保険最大5,000万円
最大2,000万円
最大5,000万円
オリコのEX Gold for Biz iD×QUICPayは、ポイントが効率よく貯まる法人カード。

通常時のポイント還元率も0.6%と、法人カードの中では高めな分類に入り、さらに年間ご利用金額に応じてポイント還元率が最大1.1倍になります!

また、オリコEx Goldとその他2枚のカードを、単純に年会費で比較すると8,000円の開きがあります。

仮に、この年会費の差の8,000ポイントを1年間で貯めたい場合、還元率0.5%の法人カードであれば年間160万円、1か月に約13.3万円以上カードを利用する必要が。

このように実際、この8,000ポイントを上にお話しした2位、3位の法人カードで貯めるのは、とても大変です。

以上を踏まえると、年会費がたった2,000円でかつポイント還元率が最大1.1%になるEX Gold for Biz iD×QUICPayは、ポイントをザクザク貯めたいあなたに最もおすすめの法人カードです。

★経理処理・仕訳の際のポイントの扱い方の詳細はこちら


マイルを貯めたいときの注意点

法人カードでマイルを貯める

国内・海外出張などで、仕事で飛行機を利用される方も多いのではないでしょうか。

そんなとき、法人カードでの決済でお得にマイルが貯まったら嬉しいですよね。

そこで、以下にマイルが効率よく貯まる、法人カード2枚をまとめましたのでご覧ください。

マイルの種類JALANA
法人カードセゾン・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードANAダイナースコーポレートカード
券面セゾンプラチナビジネスカードANAダイナースビジネスカード
マイル最大還元率
(事業費決済)
1.125%1%
フライトマイル
・ボーナスマイル
区間マイル25%加算
入会・継続時に2,000マイル
年会費(税抜)20,000円20,000円
セゾンプラチナアメックスは、残念ながらフライトボーナスマイルは付きませんが、事業費決済により一番マイルを貯めやすいプラチナカードです。

ANAダイナースコーポレートカードは、高ステータスでお馴染みのダイナースクラブがANAと提携して作ったクレジットカード。事業費決済とフライト両方でANAマイルをお得に貯められる法人カードです。

ちなみに、前章でご紹介したオリコのEX Gold for Biz iD×QUICPayは、カード決済により貯まったオリコポイント1,000ポイントを、ANAマイル600ポイントに移行できます。

EX Gold for Biz iD×QUICPayは、ANAマイルを貯めるための法人カードとしてもおすすめです。

★本格的にマイルを貯める前に知っておくべきこととおすすめの法人カード


法人ETCカードで交通費を一括管理

法人カードの追加カードとしてETCカードを作ると、交通費の管理がかなり楽になります。レンタカーでの移動が多い方や、社用車が多い方に特におすすめします。

法人カードでETCカードを作るメリット
  • 法人向けの高速道路割引が受けられる
  • 会計処理がかなり楽に
  • 交通費の経費算入がしやすくなる
  • ポイントなどの特典が満載
法人カードでETCカードを作成した後、ETCマイレージサービスに登録すると、走行距離に応じて最大9.09%の高速道路割引が受けられます!

また、当然ながら法人カードの追加カードとしてのETCカードですので、利用分はスムーズに経費として落とすことが可能。

★高速道路用ビジネスカードの詳細はこちらでチェック!


キャッシングが使える法人カード

キャッシング

個人用クレジットカードの場合、通常利用枠(ショッピングの限度額)の他に、希望すればキャッシング枠を付けることができます。

しかし、法人カードの場合、キャッシング枠が付けられるものはそう多くありません。

ちなみにオリコEX Gold for Biz iD×QUICPayの場合、法人カードながら、個人事業主向けのEX Gold for Biz S iD×QUICPayのみ10~100万円の利用枠でキャッシングが利用できます。

ところで、なぜ法人カードではキャッシングが一般的ではないのでしょうか。

貸金業者からしたら、事業性融資は個人向け融資よりも額が大きいため、審査については慎重にならざるを得ません。

つまり、事業性融資を顧客にする場合は、その事業の将来性や代表者の与信を精査しなければならないのです。

もし、法人カードでキャッシング枠が簡単に付けられてしまったら、カード会社からしたら「何に使われるかわからない、回収できるかわからないお金を誰にでも貸すよ」と言っていることと同じになってしまいます。

以上のような理由があり、法人カードでのキャッシングは一般的ではないのです。

★ビジネスカードのキャッシングに関する詳しい情報はこちらを参照


審査の前に押さえるべき7つの点



せっかく法人カードに新規で申し込むなら、絶対審査に通りたいですよね。

ここでは、過去審査に通った方々の口コミや、カード会社の審査観点などから、法人カードの審査に通過する可能性を上げる7つのポイントをご紹介します。
  • 設立年数3年以上
  • 黒字連続2期以上
  • 固定電話を引いていること
  • 事務所を持っていること
  • 公式ホームページを持っていること
  • 代表者の信用情報に問題が無いこと
  • 事業内容が外から見てわかりやすいこと

法人カードの審査時には、代表者であるあなた自身の信用度事業に対しての信用度が見られます。

以上のポイントをできるだけ押さえることで、代表者の信用度と事業に対しての信用度を上げることができます。

そして、結果的に審査に通過する可能性を上げられるというわけです。

★法人カードの審査のポイントについてより詳しく知りたい方はこちら


名義の扱い方



「法人カードは会社(屋号)の信用も基に作るから、名義は会社になるのかな?」

このように法人カードの名義の定義があいまいな方も、案外多いのではないでしょうか。

実は、法人カードの名義は個人。例えば〇〇会社の田中裕二さんが作った法人カードの場合、名義は「田中裕二」になります。

確かに、法人カードを実際に利用するのは一個人であって、法人では無いですものね。

つまり、法人カードを用い実店舗で何か購入するときでも、通販を利用するときでも名義入力の欄には法人カード記載の名義人の名前を書くのが正解です。

★カード券面の実際の刻印など、名義に関する詳細はこちらをチェック


手書きの領収書は必要?それとも不要?

領収書

法人カード利用分は、月1のカード明細で確認できます。カード明細だけで会計処理ができてしまうため、考えようによっては手書きの領収書が不要とも思えますが、実際はどうなのでしょうか。

実際のところ、税務署に出費を経費として主張するためには、以下の項目が必要です。

  • 商品・サービスを提供した店の名前
  • お金を支払った日付
  • 商品名・サービス名
  • 金額
  • 宛名
つまり、手書きの領収書でもレシートでも領収書でも、以上の項目を満たしていれば、紙の領収書は必要ありません。

現在では、買い物をする際に貰えるレシートに、上の5項目が掲載されていることがほとんど。つまり、レシートを貰っておけば手書きの領収書は不要ということになります。

★法人カードの領収書・レシートについてはこちらを参照


【VISA,MasterCard,JCB,Amex,Diners】カードブランドの選び方

クレジットカードには何種類かのカードブランドがありますが、その中で一番自分に合ったものはどれなのか、気になりますよね。

実は、それぞれのカードブランドごとに強みががあるので、どれが一番良いかは何を優先させるかによって異なります。

カードブランドの大きな違い
VISAMasterCardJCBAmexDiners
特徴世界中で使える独自の優待・割引がある
VISAとMasterCardは加盟店が多く、世界中で利用できる場所が多いことが一番の特長です。

そのため、初めて法人カードに入会する際は、VISAかMasterCardを選んでおくと安心です。なお、国内中心にカードを使われる方は、JCBでも問題ありません。

なお、JCB、Amex、Dinersはそれぞれ独自のサービスを持っていることが特長。例えば、JCBは「海外提携店で所定金額のご利用で割引」が受けられます。

さらに、AmexやDinersは会食・出張・旅行などを豪華にするサービスが付いています。

以上を踏まえて、メインカードはまずVISAなど汎用性のある法人カードを選択し、2枚目はサービスの充実したAmexなどのカードブランドを選び、2枚持ちをすると良いでしょう。


法人カードローンは短期間の借入に使えるけど…。

「どうしてもつなぎ資金が急ぎで必要!」

そんなときに利用できるのが法人向けのカードローンですが、実は当サイトでは法人カードローンはおすすめしていません。以下に、その理由をまとめましたので、ご覧ください。

  • 決算書の内容次第で即審査落ちの可能性あり
  • 申し込みの際にかける時間に対して、実際の借入可能額が少なくなるかも
  • キャッシュフローの面で法人カードのキャッシングに劣る
法人カードローンは、使い道が自由の事業性資金を捻出するためのカードローン。個人向けカードローンよりも額が大きいため、細かく審査が行われます。

実は、カードローンの初回借入時は、少額の利用可能枠からのスタートが一般的です。つまり、たとえ審査に通過したとしても、希望の融資額が貰えない可能性が大いにあるのです。

また、法人カードローンの支払いは毎月1回。

それに対して法人カードのキャッシングは、利用してから1か月以上支払いまでの猶予があり、キャッシュフローに余裕ができるというメリットがあります。

以上の3点より、法人カードのキャッシングより利便性の低い法人カードローンはおすすめしません。

現金が必要な場合は、法人カードのキャッシングを活用する方が、後々の資金繰りや利便性の面でおすすめです。

法人カードローンでの資金調達はおすすめしない!より具体的な理由はこちらで解説



関連記事

  1. 法人カードの審査どうしよう!個人の与信が不安なときは
  2. 徹底比較であなたに合った法人カードを見つけよう
  3. 法人カード年会費無料の比較ランキング!
  4. ANA法人カード4種類であなたに最適な1枚はこれだ!
  5. 法人カードでETCをお得に使う方法を徹底解説!
  6. JAL法人カードでフライトマイルを貯めてお得に使おう
  7. 赤字でもOKだった!実は審査が甘い法人カード
  8. 合同会社がビジネスカードを作成するためのポイントを徹底解説!

最新記事

おすすめ記事

  1. 男女・世代別で考える生命保険の選び方
  2. 貯蓄タイプの保険は本当にオススメできるのか?
  3. 法人カードの審査どうしよう!個人の与信が不安なときは
PAGE TOP