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カードローンを上手に返済するために知っておきたいポイント

カードローンを上手に返済するために知っておきたいポイント
カードローンのテレビCMや広告では、審査の早さや借入の手軽さがアピールされている一方、カードローンの返済方法についてはあまり細かな紹介がされていません。

実はこの返済、申し込みや借入と同じくらいに重要なものです。

どんな返済方法があり、どんな返済計画を立てるかによって、支払う利息を抑えることや、余分な手間をかけることなくカードローンの返済を完了させることが出来るからです。

わざわざ人目を避けて駅前のATMへ出向いたり、余計な手数料を支払う必要はどこにもありません。

せっかく便利に使えるカードローンなのですから、返済も手軽に済ませてしまいましょう。

今回はカードローンの返済方式・方法と利息の計算式、そしてカードローン返済にあたっての大事なポイントを解説致します。


まずはカードローンの返済方法(方式)を知る

カードローンの返済額は主に2つの方式で決まり、決まった返済額を4つの方法で返済していきます。
どんな種類があるのか、実際に見ていきましょう。


方式(1)元利・元利均等払い

元利均等払いとは借り入れたお金(元金)と発生した利息を返済回数で割り、毎月の返済額が決まる方式です。

この方式は最初から最後まで返済額がずっと同じであるため、返済計画を立てやすいことが特徴です。

住宅ローンや教育ローンもこの方式で返済が行われることが多いため、これまでカードローン以外でお金を借りたことのある方は、聞き覚えがあるかもしれませんね。

一方の元金均等払い、こちらは元利均等とは異なり、元金のみを返済回数で割ります。

利息はどうするのかといいますと、返済の都度発生した利息を上乗せし、その合計額を返済額として定めます。

そのため、元利均等払いと比べると、元金が多く残っている最初のうちは返済額が高いことが特徴です。

しかし返済が進み、元金が減っていくごとに利息もだんだんと少なくなっていくため、徐々に返済額が少なくなっていくメリットがあります。
これは日本政策金融公庫や住宅金融公庫など、公庫でお金を借りる時に用いられることの多い返済方式です。


方式(2)残高スライドリボルビング払い

続いては残高スライドリボルビング払い。先の2つの方式と比べると少々長い名前ですが、これが今カードローンで最も多く用いられている方式です。

これはクレジットカードのリボ払いと同じく、毎月一定額を支払うことで元金と利息を返済していきます。

そしてこの「一定額」は今現在借りている金額に応じて変動(スライド)します。具体的には30万円の利用だと10,000円、40万円だと12,000円といった具合です。

借入金額が減るごとに毎月の返済額が減っていくことがメリットですが、その分返済期間も長くなってしまうデメリットがあるため、余裕がある時に繰り上げ返済を行うなどして、より計画的な利用が必要となります。

返済方法(1)ATMでの支払い

続いてはカードローンの返済方法です。「返済」と聞いてまず皆さんが真っ先に思い浮かぶのが、このATMによる返済でしょう。

駅前に設置されているカードローン業者の設置したATMの他、提携している銀行やコンビニのATMでも返済が可能です。

銀行・コンビニなどの提携ATMでも返済を行える点は確かに便利なのですが、カードローン業者によってはATM利用手数料がかかる場合があります。

利息に加えて追加負担が発生してしまう可能性があるため、あらかじめパンフレットやHPで手数料を確認しておくことがオススメです。


返済方法(2)振込による返済

カードローンの返済方法はATMだけではありません。カードローン業者各社ではカードローン返済専用口座を設けており、その口座へお金を振り込むことで返済を完了させられます。

以前は振込手数料は利用者負担だったため、提携ATMの利用と同じく手数料が発生するデメリットがありました。

しかし最近はサービスが充実化し、ネットバンクからの返済であれば手数料が一切かからないところも徐々に増えています。

振込の場合、誰の目を気にすることもなく毎月の返済を完了させられることがメリットです。

またネットバンクからであれば自宅や職場からも手続きが出来るため、悪天候の日や早朝・深夜であっても、思い立った時にすぐカードローンの返済を進められる点が便利ですね。


返済方法(3)口座引き落とし

銀行を使った返済方法としては、振込の他に毎月の引き落としによる返済も利用できます。

あらかじめ口座情報を登録する必要がありますが、それが終われば電気代やガス代と同じく毎月自動で返済が行われるため、うっかり返済日を忘れてしまうといった心配が一切ありません。

カードローン返済にかかる手間を最小限に抑えたい方にとって、最もオススメな返済方法です。


利息の計算方法

カードローンの利息は次の計算式で計算されます。

借入金総額 × 金利(年率) ÷ 365日 × 借入日数 = 利息

たとえば10万円を18%の金利で1カ月(30日)借りた場合

10万円 × 18% ÷ 365日 × 90日 = 1,479円

これが1カ月あたりの利息です。

ちなみに、カードローン業者ではこの計算式に基づいて利息を毎日計算し、利息を確定させています。

つまり、毎月のカードローン返済はもちろんのこと、それ以外にも繰り上げ返済を行うことでこの計算式の「借入金総額」を減らすことが出来、その結果として支払う利息を抑えることも出来るのです。


ポイント1:遅延は絶対にしない

カードローンの返済にあたっての大切なポイントとして最初に挙げられるのは、絶対に遅延をしないことです。

返済日を過ぎてしまった場合、督促電話がかかってきて嫌な思いをしていしまうことはもちろん、金利に加えて高額な遅延損害金が別途発生してしまいます。

カードローンの遅延損害金は各社21.6%と高額に設定されているため、たとえ短い期間の遅延であっても大きな負担になってしまうことが避けられません。

また、返済遅延が2度3度と続くことで「この人は今後お金を返してくれないかもしれない」と業者に見なされてしまう可能性もあります。
それだけではありません。カードローン業者やクレジットカード会社が参照する信用情報にも遅延の情報が登録されるため、これから先に他社で新規の借入が出来なくなってしまうことも十分に考えられるのです。

これを防ぐためにも、カードローンの返済遅延は絶対に起こさないようにしましょう。


ポイント2:返済期日を給料日後すぐに設定する

多くのカードローンでは返済期日を利用者が設定できるようになっています。

月初や月末、15日など様々な選択肢がありますが、一番オススメなのは給料日の翌日です。

たとえば給料日の直前をカードローンの返済日にした場合、返済をしたくても手元にお金がほとんどないなんて場合が考えられますよね。

どんなにカードローンの返済意思があっても、お金が無ければ返すことは出来ません。

これを防ぐためにも、お給料日の翌日が返済日には最適です。


ポイント3:月の返済額をなるべく多めにして、期間を短くする

今日のカードローンでは、ほぼ全ての業者が先にご紹介した「残高スライドリボルビング方式」を返済方式に用いています。

この方式では毎月決まった額を支払うことで返済が完了したと見なされますが、余裕がある時には追加返済を行い、一日も早く完済できるようにしましょう。

カードローンの利息を減らすには主に3つの方法があります。

1つ目は金利を下げること。しかしこれは……カードローン業者にお願いしないと下げて貰えないため、難しいものです。

2つ目はカードローンの借入総額を減らすこと。

そして3つ目は、借入日数を短くすること。

この2つは、追加返済で実現出来ます。

カードローン借入総額がハイペースで減り、返済額の多くが利息ではなく元金の返済に向けられるようになれば、借入日数も自然と短くなります。

支払う利息は少ないに越したことはありません。どんどん追加返済を行って、早期の完済を目指していきましょう。


ポイント4:ATMは手数料無料のものを選ぶ

提携ATMを利用する場合には、手数料が無料のものを選んで使うようにしましょう。

ATM手数料は1回につき108〜216円ほど発生します。1度だけであれば大した出費ではないかもしれません。

しかし毎月この手数料を払った場合、月1回の利用でも年間で合計1,300〜2,600円もかかってしまいます。

高額ではないかもしれませんが、いいところでランチを楽しめるくらいの金額が手数料で吹き飛んでしまうのは勿体無いものです。

提携ATMの中でも、手数料がかからないATMがカードローン業者ごとに用意されています。
よほどの急用でない限りは、これらの手数料無料ATMや、銀行振込などを使いましょう。


ポイント5:金利の低いカードローンに借り換えする

消費者金融系カードローンをお使いの場合、金利は他のローンと比べて高めに設定されているため、どうしても毎月支払う利息が多くなりがちです。

この利息負担を減らすには、金利が低いカードローンへの借り換えが効果的です。

これまで遅延なくカードローンを利用してきたのであれば、同じ金額の借り換えはそれほど難しいものではありません。

「金利の低いローンなんてあるの?」

そうお思いかもしれません。ご安心ください、ちゃんとあります。

銀行カードローンであれば、大手銀行でもネットバンクでも、消費者金融より低い金利で借入が出来ます。

どのくらい下がるかは各銀行によって異なりますが、30万円ほどの少額利用の場合、消費者金融と銀行で金利に開きがあるため、最大で3.5%ほど金利を下げることも可能です。

借入先を変えるだけで3.5%も金利を下げられるのであれば、とても魅力的な話ですよね。

申し込みも難しい手続きは一切ないため、気軽な気持ちで一度ご検討してみてはいかがでしょうか。


よくある疑問点

ここでは、カードローンの返済でよくある2つの疑問点にお答えします。


約定返済と随時返済の違いは?

毎月必ず支払わなければいけない返済を「約定返済」と呼びます。

これは元金と利息を支払うもので、先ほどご紹介したカードローンの各種返済方式に基づいて決められた返済額を支払います。

万が一返済を忘れてしまった場合には遅延損害金が発生してしまうため、忘れないようにしましょう。

一方の「随時返済」ですが、これは追加・繰上返済のことを指したものです。

大きな特徴として、随時返済で支払った場合、毎月の約定返済ですでに利息が支払われているため、返済額は全て元金に充てられます。

そのため、早期に完済を目指す場合には余裕がある時にこの随時返済を行っていくことが効果的です。


端数が発生した場合にはどうなるの?

ATMで借入・返済を行う場合、1,000円単位でしか取扱いが出来ないため、1〜100円単位のが発生した場合にはどうすればいいのか気になってしまいますね。

端数は業者によって対応が異なりますが、銀行カードローンと大手消費者金融の場合には自行、または提携銀行のATMを用いることで1円単位の支払いが出来ます。

また、振込による返済であれば1円単位まで金額を指定して支払えるため、端数の心配は要りません。


カードローンは無理のない方法で利用しよう

カードローンの返済方式・方法と利息の計算式、そして返済の大事なポイントについてご紹介致しました。

契約時には審査に通過できるか・必要な時にちゃんとお金を借りられるかに注目しがちですが、いざ利用する段階になるとカードローンの返済方法や返済時のATM手数料がやはり気になるものです。

せっかくなら借りるときだけではなく、返す時にも便利なカードローンを選びたいですからね。

また記事中でも触れましたが、財布に余裕がある時には毎月の返済に加え、追加での返済をすることで早期完済へ一歩近付くことが出来ます。

そうすれば支払う利息を最小限に留められ、カードローンを便利なだけでなく、お得に使いこなすことも可能です。

テレビCMではよく「カードローンの計画的な利用」が呼びかけられています。

この第一歩として、まずは返済に関する大切なポイントと知識を踏まえ、ご自身に最適な利用計画を立てていきましょう。



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